2015年3月5日木曜日

福井県立高校入試本番、どうやったら緊張しない?

本日は福井県立高校の入試初日です。この後にも2次試験など残ってはいますが、福井の多くの子はここで受験が終わります。

今日、本番の舞台に臨んだ生徒さんたちはどんな気持ちだったのでしょうか。自分の時のことは遥か昔、追憶の彼方に消えそうですがそれでも緊張していたことは覚えています。

入試前に生徒さんからよく質問されるのは「どうすれば緊張しないですか?」といったことです。これには毎回困ってしまいます。なぜなら私自身が緊張しいだからです。そんな方法があるなら教えてほしいのは私自身です。
それでも何とか考えて色々と話をしていました。
「自分のやってきたことを信じて」とか「失敗したって死ぬわけではないから」とか考えられるだけ緊張しない方法を考えて話してきました。中にはそれで納得してくれる子もいますが、だいたいは気休め程度にでもなれたかどうかだったと思います。
どれも間違っていたとは思いませんが、そんなことは分かっているといったところでしょう。

色々考えても良い答えが見つからなかった私ですがいつの頃からでしょうか、言うことがちょっと変わっていきました。
「緊張はするものだ、仕方ない」
緊張しないようにしないようにと考えると余計に緊張してしまうもの、いっそのこと受け止めてしまった方が良いのではないかということです。

そもそも緊張とは何か?
不確かな私の記憶によると、防衛反応の一種だということです。
危険な敵に直面したとき、急激に心拍を上げることで素早く行動が取れるようになるとか。血流が上がるということは脳も活性化するのではないかと思うのですがどうなのでしょうか。そうであるならば適度な緊張はむしろ好都合ということになるはずです。まあ、正確なところは知らないのですが、緊張することは悪いことではないと思っておくだけでも損はないと考えます。

それに緊張するということは頑張ってきた証なのです。
努力したからこそ失敗しないか不安になるもの、はじめから何もなければ緊張もないのではないでしょうか。だから緊張している自分を誇りに思ってください。
(まあ、たまには余裕過ぎて緊張とは無縁という人もいるかも知れませんが。)

なんやかんや言ってきましたが結局何が言いたいのかというと、緊張しない方法はありません。受け止めましょう。以上です。

相変わらず役に立たない内容のような気もしますが、講師のつぶやきですのでご了承いただければ幸いです。