2013年4月27日土曜日

大型連休スタート?


巷では今日からゴールデンウィークが始まり長い人では10連休になるなどと聞きますが実際そんな人はどれくらいいるのでしょうかね?

4月30日からの3日間は平日ですので当然学校はありますし、サラリーマンも簡単に間を有給で埋めるなんてことはできないのではないでしょうか。安心して長期休暇を楽しめる人が羨ましいです。

そんな感じでマスコミが作り出すお祭りムードを冷ややかに眺める私ですが、この休みが大きな区切りになることは確かにあると思います。
これが終われば2ヶ月以上祝日はなく、休みを挟むことで浮き足立っていた新年度ムードも終わりを告げます。お話で言えばプロローグが終わったような感じではないでしょうか。

というわけで学生の皆さん、頑張って切り替えてください!

本来であれば長期休暇は勉強のチャンスです。周囲に対して差をつけるのは学校以外での時間の使い方だと考えます。なのでお子さん達には「遊んでばかりいないで勉強しろよ」と言いますが、内心では「しっかり休んでおけよ」という気持ちも実はあります。
勉強しなくて良いとは言えませんが、一番頼みたいのは5月から気持ちを切り替えて頑張れる体制作りです。

本当に今からが勝負です。後れを取らないよう頑張っていきましょう。

2013年4月25日木曜日

全国一斉学力調査


小学6年生と中学3年生を対象に全国一斉テストが実施されました。
福井は全国1位を取るなど毎年優秀な成績を収めております。今年はどうですかね?

問題を確認するとそれほど難しいものはなく、基本の理解と多少思考を問うものがあります。

気になるのはこのテストが国の学力調査を目的としており、今後の成長ではなく現状を知るためにあるということです。
これまでの状況を見るとお子さんにきちんと答案が返ってこないなど、やりっぱなしになってしまい直しがきちんと行われません。

入試であれば仕方のないことですが、通常のテストでは直すことが大切です。
状況が整えられて単なる練習より真剣に取り組むテストでの間違いは自身の本当の実力を知るチャンスであり、直すチャンスなのです。
何を迷ったのか、何が分からなかったのか、何故ミスしたのか簡単に見つけられるものではありませんが、そのヒントは自分の解答の中にあります。

今回の学力調査がどのように扱われるかは学校によって異なると思いますが、学校がどうであれ必ず早い段階で見直しをして、自分の弱点を見つける手助けにしてもらえるとやった価値が出てくると考えます。

2013年4月16日火曜日

まずはひたすら計算を!(中学数学)


新学期が始まり1週間ほど経ちました。新入生はまだバタバタとした日が続いているかもしれませんが、授業もボチボチ始まってきたのではないかと思います。

そこで今日は数学、特に中学生の勉強について少し書きたいと思います。

学年を問わず中学生の数学は基本的に計算からはじまります。新しいルールや概念を覚えなければいけないので多少苦労することもあるかと思いますが、あくまでも計算がメインですので難しいところではありません。
なので結構ここで油断をします。
簡単だと思っているうちに重要なやり方を聞き逃したり、用語がわからなくなるのはよくあることです。よくあることなのですが、これがかなり困ります。

計算はこれから色々な問題を解くための道具であって、出来て当たり前のものでなくてはなりません。国語で言えば「字が書ける」程度のことなのです。

また基本の基本に不足があるとその後に積み上げる内容の理解にも影響してきますし、なにより後からその不足を見つけ出すのが困難です。
まずは油断せずしっかり授業を受けること、もし少しでも「?」な部分があればどんな簡単なことでも恥ずかしがらずに今のうちに質問することを忘れないでください。

そして基本ルールがマスター出来たら、とにかくいっぱい計算練習をしてください。
前述の通り「計算が出来る」は「字が書ける」ぐらいのことです。これに手間取っては本来考えなければいけない部分に時間が使えなくなってしまいます。
中学になるとテストで時間が足りないということがしばしば起きますが、原因の1つは計算に時間が掛かってしまうことです。

そして計算で最終的に目指すのは「考えなくても解ける」ことです。

意識しなくても自転車に乗れるがごとく、無意識でも解けるぐらいを目指してください。
そこに至る道は簡単です、ただひたすらに計算練習をする!これだけです。
1つでも多く解けば解いただけ出来るようになります。もしも今計算ミスが多かったり、遅かったりする場合は単純に練習不足なのです。

時々「自分は頭が悪いから」と言い訳をするお子さんがいますが、ほとんど関係ありません。練習量だけが問題です。
また「何を勉強すればいいのか分からない」と言われることもあります。もちろん個人個人にあった課題はありますが、自分でそれを見つけるのは難しいです。であれば計算をしてください。教科書でも何でも構いません、同じものを何回やってもいいです。とにかくいっぱいやってください。

数学の点数を上げる近道は計算です。

2013年4月11日木曜日

テスト前の勉強よりもテスト後に勉強を!


新学期が始まると多くの学校では前年までの復習テストが行われます。

学生にとってテストは学校生活の中で最も嫌なものではないでしょうか?
だからどうしてもやり過ごすことが最大のテーマになってしまうことがあるように感じます。
テスト前には必死で勉強して詰め込みますが、終わってしまうと安心してやめてしまう。あまり良い点でないと落ち込みますが少し経てば忘れます。

私にも経験がありますがこれでは折角のチャンスが失われてしまいます。

テストで大事なのは、テストがあるからと備えて勉強をすることよりも、返ってきた結果から自分の理解を知ることにあります。

もちろんテストで成績がつけられますし、入試ではやり直しなど出来ませんから一夜漬けでも何でもして少しでも良い点を取ることは大事ですが、それだけでは無いということです。

通常どんなテストでも悪い点を取りたいと思って臨む子はあまりいないでしょう。であればテストというのは本気の本気で挑んだ結果を記した貴重な資料となります。
解答を間違えても全く解けなくても、全力で思いっきり悩むことが大切です。ですが日常で毎回全力を出すのが難しいのも事実です。だからテストなのです。

より上を目指すためには解き方をただ聞くより、自分が何に困ったかを知ることです。
テストはそれを知るまたとないチャンスになります。

ですが実際はそれがあまり上手く活用されていません。学校でテストの直しをして分かった気になりますが、全く同じ問題を直後にやらせても全然出来ないことはよくあります。

だからあえて言いたいと思います。
今後のためにテスト後の勉強を大事にしてください。

点数の話も大切です。悪いところがあればしっかり叱ってあげてください。そしてそれだけで終わることなく中身の話をしてあげてください。きっとそれが次につながります。

2013年4月8日月曜日

新年度のスタート、五月病にご注意を!


学校によって多少違いますが、今日から新学期です。
新入生であれ進級生であれ取り敢えず新しい生活のスタートです。ですが特に新入生にとってこの4月は大変な時期となるでしょう。
当然のことながら学校では勉強だけでなくクラブや委員会など様々です。4月はまず学校になれる時間、本番は5月の連休明けと言ったところでしょうか。

そこでよく問題となるのは「五月病」ですね。簡単に言ってしまえばやる気がなくなる病気。特効薬はなくなかなか克服の難しい病です。
ですがこれには前兆となるものがあるという考え方もあるようです。名付けて「四月病」。
誰が名付けたか知りませんし一般的にはあまり言われないものですが、聞いてみるとなるほどと思う部分があります。
どういったものかと言うと、やる気が出すぎる病といった感じです。

新生活のスタートで「心機一転、がんばるぞ!」という気持ちになる人は多いようで、本来自分には無理になることまで今後の計画に組み込んでしまいます。結果、5月頃になるとやはり無理が生じてきて一気に失速、やる気がなくなってしまう。

そう言われると自分にも覚えがあります。
大学時代ですが履修登録の際に無理して取る必要のない難度の高い科目を登録してしまい、途中で「やめときゃよかった」と後悔する。学習能力がないのか何回か繰り返したような気がします。

ということで「五月病」の対策としては4月に張り切り過ぎないことのようです。

こう書くとどうにも消極的で、折角やる気になっている人に水を差すようですが、己の力量をしっかり見極めるのもやはり大事なことではないかと思います。

力量を見極めて少しだけ上の目標を立てる。
無謀な目標を立てるのは決して立派ではないのかも知れません。

ということでこのブログもやる気を持ってはじめましたので、無理しすぎて失速しないよう注意したいと思います。

2013年4月5日金曜日

質問すること


勉強するときに分からないことがあるのは当然です。逆に言えば分からないことがあるから勉強する、そしてそれを解決することが勉強と言えると思います。

ではどうやって解決していくか?
1つは色々と調べて自分で考えること。これが出来れば何の問題もありませんが、多くの場合でそれは困難です。
ではどうするか?
分かる人に聞くことです。
そのときに大切になってくるのは「質問する」ということですが、これもなかなかきちんとできる子は少ないと思います。

ちょっと話はそれますが、それにはこんな理由もあるのではないかと考えます。
まず日本ではどうも疑問を投げかけることは反抗と取られることがあるということ。
叱られている場面など想像してください。怒られている内容に納得がいかなく「何故ですか?」と聞くと「うるさい!」と余計に叱られるなどというのは経験のある人も多いのではないでしょうか。
上の者が言うことには文句を言わず従うのが良い子、といった考え方がどうにもあるようです。


また子供の質問に対して誤魔化す、馬鹿にするということもあると思います。質問したって無駄だ、馬鹿にされると思うようになれば多分質問はしなくなるでしょう。


まあ、そんなこんなもあってか質問をすると怒られるのではないかとか、笑われるのではないかと考える子は多いように感じます。

私が意識しているのは、どんな質問をしても怒ったり軽視したりしないことです。
同じ質問を何度もしたって構いません。1回で分かるほうが驚きです。
どんな単純な質問でも構いません。簡単な内容であればあるほど放置しておくと後々致命傷になります。
質問しやすい環境を作ることも指導者の大切な仕事だと考えます。

2013年4月3日水曜日

分からないことを分かること


勉強する上で大切なことは色々あります。
まず量をこなすことは大前提ですが、上を目指すためにはそれだけではダメだと考えます。
では何が必要か?1つに「分からないことを見つける」ことです。

問題が解けない場合、何が分からないかすら分からないということが多々あります。とにかく手がつかないと言った感じです。
この段階で解答をただ見ても、それは分かった気になっただけであまり意味がありません。少しずつ自分の不明な部分を見つけ出し、解決していくことが大事です。
ですから勉強する上でまず大切にしてほしいのは、解答がどうなっているかよりも自分が何に困っているかを考えることです。

これが出来れば問題はほとんど解決したようなものです。まあ、実際はそれがとても難しいのですけど・・・
ですが少しでも意識して望むことは第一歩になりますので、ぜひやってほしいと思います。

そして私が指導する場合に大切にしていることもこういうことです。ただ解答を教えるのではなく何が問題になっているのか探ること、自分の疑問を探る手助けをすること。時間は掛かりますが確かな力をつけていく上ではとても大切だと考えます。

2013年4月1日月曜日

はじめに


福井市で学習塾を開いている芯学塾のブログです。
様々な形で情報を発信していく方法の1つとしてブログをはじめました。
お子様の成績を伸ばすために大事なこと、教育に関すること、受験に関することなどを中心に当塾の考えを発信していきたいと考えています。
まあ、そんな感じで堅苦しくはじまりましたが、正直まだどんな内容になっていくのは未知数です。真面目に取り組んでいきますが、出来れば簡単な読み物として「今はもう塾なんて関係ないんだけど」と言う人にも見てもらえるようになれば嬉しいと思っております。
ただ、なにぶん未熟者ですので内容に関しては不確かさや一方的な部分などがあり不快な思いをさせてしまうこともあるかもしれませんが、悪意はありませんのでどうか温かい目で見ていただければ幸いです。