2013年4月11日木曜日

テスト前の勉強よりもテスト後に勉強を!


新学期が始まると多くの学校では前年までの復習テストが行われます。

学生にとってテストは学校生活の中で最も嫌なものではないでしょうか?
だからどうしてもやり過ごすことが最大のテーマになってしまうことがあるように感じます。
テスト前には必死で勉強して詰め込みますが、終わってしまうと安心してやめてしまう。あまり良い点でないと落ち込みますが少し経てば忘れます。

私にも経験がありますがこれでは折角のチャンスが失われてしまいます。

テストで大事なのは、テストがあるからと備えて勉強をすることよりも、返ってきた結果から自分の理解を知ることにあります。

もちろんテストで成績がつけられますし、入試ではやり直しなど出来ませんから一夜漬けでも何でもして少しでも良い点を取ることは大事ですが、それだけでは無いということです。

通常どんなテストでも悪い点を取りたいと思って臨む子はあまりいないでしょう。であればテストというのは本気の本気で挑んだ結果を記した貴重な資料となります。
解答を間違えても全く解けなくても、全力で思いっきり悩むことが大切です。ですが日常で毎回全力を出すのが難しいのも事実です。だからテストなのです。

より上を目指すためには解き方をただ聞くより、自分が何に困ったかを知ることです。
テストはそれを知るまたとないチャンスになります。

ですが実際はそれがあまり上手く活用されていません。学校でテストの直しをして分かった気になりますが、全く同じ問題を直後にやらせても全然出来ないことはよくあります。

だからあえて言いたいと思います。
今後のためにテスト後の勉強を大事にしてください。

点数の話も大切です。悪いところがあればしっかり叱ってあげてください。そしてそれだけで終わることなく中身の話をしてあげてください。きっとそれが次につながります。