2013年9月6日金曜日

親知らずを抜歯してきました

本日、斜めに生えてきて痛かった左上の親知らずを抜歯してきました。
右上の親知らずを10年ほど前に抜いて以来の抜歯だったのでちょっと怖かったですが結果的には無事済みました。

そもそも歯医者さんに行くこと自体10年振りぐらいで、福井に帰ってきてからは一度も行っていなかったのでどこに行こうか迷ったのですが、知り合いがお勧めしてくれたあまり新しくない近所のところに行ってきました。

はじめて行く所は少し緊張しますが、感じの良い先生だったので取り敢えず安心しました。
久しぶりの歯医者さんなので欲張って今まで放っておいた詰め物が取れた2箇所の治療もお願いすると、まずは虫歯の治療からスタート。さっさと削って詰め直ししてくれました。1箇所は悪化していたようで型を取り次回被せるということでこの日の虫歯治療は終了です。

そしていよいよ親知らずの抜歯が始まります。
レントゲンを確認するとやはり斜めに生えてきているようで抜いたほうがいいだろうと決まりました。
口の中なので何をやっているのか見えませんが、念入りに麻酔をしてくれました。色々な角度から何箇所も注射しているのでしょうか?想像していたより手間をかけてくれている印象です。
麻酔を打ち終わると薬が効いてくるまでしばし待ち時間。
目の前には窓がありましたが残念ながら見えたのは電線と隣の家の屋根だけで、心が和む風景とはいきませんでしたが取り敢えずボーっとしていました。
しばらくして先生が
「麻酔は効いてきましたかね?」
と声をかけてきました。効いてきたか?と聞かれてもよく分かりません。それでももし効いていない状況で治療されるのは怖いので
「少し」
と曖昧に返事。
先生は様子を見る感じで器具を口の中で動かし始めました。
「どうですか?」
「ちょっと痛いです。」
確かに痛かったので用心してそう伝えましたが、今考えるとあれは親知らずが痛かったのではなく器具の当たっていた唇が痛かったようです。
その後も先生はこちらの様子を伺いながら口の中でなにやらゴソゴソ、大丈夫だと判断したのでしょう
「効いてますね」
と告げ本当にいよいよ抜歯です。
ゴキッ!ゴキッ!
と何かが折れるような音が耳の奥で響きます。
本当に麻酔はきちんと効いていたようで痛みはありませんでしたが、耳の奥で聞こえるこの音にはやはり恐怖を感じてしまいます。ですがそれもしばしのこと、意外にさっさと終わり「あれ?もう終わり?」というような感じでした。
机を見ると今まさに抜いた歯が置かれています。
若干血にまみれており、はっきりいって汚かったです。
先生はそれを私に見せながら
「ちょっと黒くなっていますね。歯ブラシもとどき難いとこでしたし抜いて正解だったと思いますよ」
と言われました。
あとは歯科衛生士さんでしょうか、止血をしてくれて終了です。

最後に先生が痛み止めを持っているか聞いてきたので「バ○ァリンなら」と答えると少し考えて「大丈夫だと思うけど痛かったら飲んでください。もし酷いようならまた見せに来てください。」
無事終了です。

自分は口をあけていただけで何もしていないのですが、どっと疲れました。
抜いた箇所を舌で触るとポッカリ穴が開いています。
ご飯粒が入ってしまわないか心配だな、と思ったところで前回の抜歯でも同じことを考えていたことを思い出しました。

他人からすれば何ということのない話ですが、私にとっては久々の大事件でした。
やっぱり健康は大事ですね。

ところで抜いた歯はどうするのでしょうかね?どうせなら貰って帰ってよく観察してみても良かったかも知れません。