2013年8月22日木曜日

夏の夜空に

塾のブログなのですが最近は関係ない話ばかりしています。
もともと気楽にはじめたブログなのでそれも良いかと勝手に納得しつつ今回も星の話です。

残念ながら流星群は見れませんでした。タイミングが合わずじっくり眺める時間が無かったのが大きな原因です。せっかく晴天に恵まれていた年だったのに残念です。

でも星空は変わらずあるのでそれで満足しておくことにします。

ところで星座ですが、あれって本当にそんな形に見えますか?
私には全く見えてこないのですが、想像力に乏しいのですかね。

星座の中で好きなのは明るくて分かりやすいオリオン座です。冬の星座の代表格ですので今の時期に見ようと思うと明け方近くになるのですが、先日夜更かししていたら見つけてしまいました。
でもどれだけ想像してみてもオリオンには見えません。せいぜい砂時計です。昔の人たちはあれで物語を作ってしまうのですから凄いものです。

星座が神話の姿に見えることは無い私ですが、長い年月変わらない配置の星を見ていると神秘的な気分にはなってきます。
だって綺麗に見えるあの配置はたまたま地球から見ているためなのですから。

漆黒の夜空に浮かぶ星を見ていると、どこか遠くに真っ黒な台紙があってそこに光の粒が置かれているような錯覚をしてしまうことがあります。ですが当然そうではなく広い宇宙に浮かんでいるのです。立体的に配置されているのです。ですから当然見る角度が変わると(銀河規模で)あんな配置には見えないわけです。

オリオン座でいえば中でも特に明るいベテルギウスとリゲルはそれぞれ500光年と700光年地球から離れたところにあります。一纏めにしてしまうにはあまりにも遠い距離です。ですが地球から見ると一つの星座の仲間になって綺麗な形を見せてくれます。本当に神秘的です。

学校でも天体の授業はあります。
勉強だと嫌わずに色々な知識を得てほしいと思います。
そして興味を持つと知れば知るほど分からないことが増えるといった感覚を体験できます。それを知ろうとすることが本当の意味での勉強ではないでしょうか。

そして広がった知識で見上げる夜空はただ眺めているときとは違った美しさがあります。
もちろん何も考えずただ眺めるのもお勧めですが、宇宙の深遠に片足突っ込むのもお勧めです。