2015年9月24日木曜日

ラグビーの代表基準が面白い

先日の大金星いらい話題のラグビーですが、正直全然知らないスポーツでした。話題になっている今でもルールとか良く分からないのですが、テレビでよく取り上げられるので少しずつ詳しくはなっています。そんな中で気になったのはラグビー自体のルールよりも代表選手になれる基準でした。

私の認識では、国の代表は国籍が基準で決められるものだと思っていました。サッカーの日本代表やオリンピックの日本代表でもわざわざ帰化してなったなどという話は耳にしたことがあったので大して疑いもなくそう思っていたのですが、ラグビーは違ったようです。

テレビから得た知識によれば、日本代表になる基準は①日本の生まれであること。②両親祖父母のうち1人以上が日本人であること。③日本に3年以上住んでいること。の3点のどれかを満たせばいいというものだそうです。ずいぶんとハードルの低い条件に思えます。

差別するつもりはないのですが身近に外国の人がいないためか、日本代表といいながら外国の人が入っていると一瞬違和感を感じてしまう国際時代に不適合な保守的でダメな私には新鮮な驚きでした。
ラグビーは共に活動してきたことの方を重んじる、ということだそうで選手たちに違和感はないとの話です。
なんだか良いですね。

日本人に対して愛着というか仲間意識があるというのもいいことだと思いますが、国際化の激しい現代においては国際結婚も珍しくはなくなってきたわけで、そういった枠に縛られるのはもったいない気もします。

「仲間」というのはいいものだと思いますが、行き過ぎると他者を排除するなんて事にも成りかねないもので、気をつけなければならないと思った次第です。