2015年2月12日木曜日

情報は集められるだけ集めるのが吉?

塾にとって生徒さんが増えるということは一つに入ってくる情報が増えることに繋がります。
生徒さんにはまず「テスト範囲」と「テスト」は全て持ってきてくれるようお願いします。生徒さんを知る大切な情報集めです。他にも学校で使っているワークを見せてもらったり、プリントを見せてもらったりと集められる情報は何でも集めたいというのが本音です。
集まった情報から分かることは様々です。その利用の仕方こそ利用者の腕の見せ所な訳ですから、必ず生きるとは言えませんが何も無くては利用することも出来ないのでやはり多いに越したことはないでしょう。
なので手に入る情報は出来る限り収集しますが、時には思いもかけない情報を持ってきてくれる子もいます。以前、持ってきてくれたので取り敢えず収集したけれど何に使えば良いか分からなかったのが「給食の献立表」です。何でも持ってきてと言ってはいますが、まさか献立表を持ってくる子がいるとは思いませんでした。でもまあ面白かったので良いんですけど、私の腕ではこれを上手く利用することは出来なかったのが残念です。

ちなみに私達の塾は福井市の明倫中学校の学区内にあります。ですので当然と明倫中学校の生徒さんの比率が高くなり、明倫中学校の情報が一番集まりやすくなります。そうするとやはり予想していなかった情報を持ってきてくれる子も現れるわけです。
先日、明倫中学校の生徒さんが見せてくれたのは「学校教員の紹介プリント」でした。写真付きコメント付きでカラーの立派なプリントです。これも使い道は分からなかったのですが、面白いので見ていると知った顔が…
なんと私の中学時代の社会科の先生がいたのです。しかも校長先生になっていました。
以前、別の中学校で校長先生をやっているとは聞いていたのですが、まさかこんな近くに移っていたとは思いませんでした。
まあ冷静に考えるとそれほど驚くことではないのですが、思ってもいなかったところでしかも結構近くで今も現役として活躍しているのだと思ったら妙にテンションが上がってしまいました。そして勝手に少しやる気をもらった気分でした。

情報は何に役に立つのか分かりません。集めておいて損はないものだと改めて感じた次第です。
(はたして役に立ったと言えるのかは議論の余地があるところかとは思いますが…)